さっきまでケロッとしてたのに、急に泣き出しちゃった。
歯科医院ではよくある光景です。
でも、歯医者さんに慣れてくれるとニコニコしながら、お口を開けてくれます。
今回はお子さんが、歯医者に慣れるためにコツを解説します。
歯医者さんは怖いところ
歯医者さんはどのようなところでしょうか。
子供の身になって考えると、良く分からないところに連れていかれ、
キーンと嫌な音が飛び交う中、仰向けで寝て、マスクをした初めて会った人に、
いきなり口の中を触られる。
怖いですよね。
しかも、もしお母さんが「歯磨きしないと、虫歯になって、歯医者さんに歯を抜いてもらうよ。」などと言っていると、
お子さんは
歯医者さん=怖くて・痛い所
という認識をしてしまいます。もっと歯医者さんに行くのが怖くなっちゃいます。
少しずつ歯医者さんを楽しみましょう
まずはお子さんのイメージを変えましょう。
歯医者さんが楽しいところだと思ってくれることが重要です。
- ①歯がツルツルになって気持ちがいい。
- ②クリーニング中に使用するお薬が、甘くて美味しい味がする。
- ③上手に出来たら、みんなに褒められて嬉しい。
なんでもいいので、「あれ、意外と大丈夫そう。」と思ってくれると、
次来た時も、笑顔で診療台に上ってくれて、頑張って口を開けてくれます。
少しずつできることを増やしましょう
最初から上手にできなくても、数回通い続けることで、少しずつできることが増えていきます。
診療台に一人で座れた、歯を磨かせてくれた、お口の中の唾を吸えた等
なにか一つできると、自信がついて他のこともできそうという気持ちになってくれます。
逆に、いきなり虫歯の治療で来院すると、「歯医者さんに行くと、注射もされるし、歯も削られるし、嫌だな。」と、歯医者さんを嫌がるようになります。
一度歯医者さんが嫌いになると、大人になっても嫌いなことが多いように思います。
まとめ
何も問題がなくても、定期的に歯医者さんに来院することで、
歯医者=怖い・痛い
から歯医者=楽しい・気持ちいい
に変えるようにしましょう。私たちもお子さんが慣れやすい雰囲気を作ってお持ちしています。