歯科医師からの注意点です。
新型コロナウイルスでご自宅にいる時間が多いときに、
下記の2点を注意してください。
- つい何かを飲んだり、食べたりしませんか?
お口の中に食物や飲み物を入れると30分間は酸性になり歯が溶けやすくなります。水やお茶などは問題ないですが、甘くないものでも虫歯ができ易くなります。体重が増えて体調が悪くなるだけでなく歯も悪くならないように気を付けてください。食べたら磨くか少なくてもゆすぐ位はしましょう。
- 噛みしめていませんか?
嫌なニュースが多いですし、行動が制約されていますので、ストレスがたまりやすいです。肩や首が凝ったり痛かったりしませんか。そんな時上下の歯が接していませんか。噛みしめは、ギュッと噛んでいることではなく。上下の歯が接している状態でもあります。上下の歯は1ミリくらい離れているのが、正常な状態です。上下の歯が接しているときは、顎だけではなく首や肩の筋肉までが緊張しています。また歯に負担が掛かり続けます。結果として顎の関節や首、肩、こめかみなどの筋肉が痛んだり、ときには歯がしみたり痛んだりすることもあります。そのような時は筋肉を温めてストレッチをするなども良いと思います。噛みしめないためには、舌で上顎を押すように上顎につける習慣にするのも一つの方法です。
この難局を乗り越えられるように皆で頑張りましょう。